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【apocalypse 1】

太古、三人の帝が統治する時代。
東の帝と西の帝が中央の地に赴いた時、中央の帝は二人の帝を厚くもてなした。
東の帝と西の帝は、中央の帝の徳行に報いようと考えた。
中央の帝には、知覚が無かった。
名を「混沌」と言った。
そこで東の帝と西の帝は、「混沌」に目・耳・鼻・口の七つの穴を空けた。
七日後に「混沌」は死んだらしい。
2024.04.07

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